植物油(ベースオイル)について
<目次>
植物油(ベースオイル)とは
アロマテラピーにおける主要な基剤の一つで、アロマテラピーマッサージのためのベース(キャリア)オイルとして用いられます。また、アロマテラピーマッサージ以外にも手作りのナチュラルコスメや石けんにも用いられます。肌に直接触れるものですので、このような目的で使われる植物油は一般の食品用のオイルではなく、化粧品として認可されたアロマテラピー用の製品をおすすめします。
アロマテラピーマッサージ
皮膚は人間の持っている最大の感覚器官であり、神経の末端があります。皮膚を心地よく刺激することによって、深いリラクゼーションを得ることができます。アロマテラピーマッサージはこれらのマッサージ効果に加え、精油(エッセンシャルオイル)による個々の効果が、心身に働きかけ、相乗効果をもたらします。植物油はマッサージの際に手の滑りをよくするだけでなく、皮膚に栄養を与え、精油を体内の血液中に運ぶ働きがあります。
マッサージオイルの作り方
ビーカーや遮光ガラスビンなどに植物油を入れ、植物油に対して0.5〜1%濃度になるよう精油を加えます。精油1滴は約0.05mLなので、植物油10mLに対して精油を2滴まで加えることができます。
マッサージの方法
- 気持ちの良い部分を、気持ちの良い強さで行います。
- 体の先端から中心(心臓)への方向を基本とし、リンパ腺に沿って行うとより効果的です。
- 腹部のマッサージはおへそを中心に時計回りに行います。
マッサージを行う上での注意
- 入浴後は汗が引き、体温が平常に戻ってから行います。
- マッサージの最中は、風邪をひかないように部屋を暖めて行います。
- オイルマッサージ後に油分が気になる場合は軽くティッシュで押さえ、洗い流さずにゆったり休みます。
- 高熱、骨折や火傷などの外傷、急性の炎症、伝染病や伝染性の皮膚病、静脈瘤などの出血傾向がある時、また、重い食事をした後のマッサージは控えてください。
グリーンフラスコ植物油の品質規格について
グリーンフラスコでは植物油についても厳しい品質基準をもうけています。全商品とも薬事法上の化粧品認可を受けているため、行き届いた品質管理がなされています。特徴成分の効果を期待される植物油については、独自の品質基準を設定し品質管理を行っています。
- マカデミアナッツ油・・・パルミトレイン酸20%以上含有